無料サーバーとは?

その名通り、0円で利用できるホームページスペースのことです。
個人・法人問わず、一切費用をかけることなく利用することできます。

企業が提供しているソーシャルサービスから、データ容量を持て余している個人まで、提供元は様々です。
最近ではCMSツールなど、Webの基礎知識(HTML・CSS)を知らなくてもホームページが作れる様、工夫されています。

ただ、有料ホスティングと違いメール機能が利用できなかったり、Perl・PHPといったWebプログラムが使用できなかったりと提供元により様々な制限が設けられています。


■何故、無料なのか?

多くの無料サーバーでは広告が表示され、その広告収入で事業がなりたっていると思います。
もちろん例外もあり、広告が表示されない無料サーバーもあります。(探すのは大変だと思いますが)

また、無料プランで不満になった利用者に対し、有料プランを利用してもらうといった感じで、ビジネスに繋げる為の無料サーバーもあります。


■有料サーバーとの違いは?

無料サーバーでは、主に以下の様な制限があります。(もちろん、制限がない無料サーバーもあります。)
また、有料サーバーだと絶対使えるということでは無いので、有料サーバーを使用する際も事前に確認することをお勧めします。

  • 1.広告が表示される。
  • 2.独自ドメインを配置できない。
  • 3.SendMailが利用できない。
  • 4.Perl・PHPなどのWebプログラムが利用できない。
  • 5.MySQLなどのデータベースを利用できない。
  • 6.htaccessなど、サーバー動作を制御するプログラムが利用できない。
  • 7.サービスに保障が無い。

1.に関しては、無料なので仕方がないと思うしかありません。
JavaScriptなどを使用して、無理やり非表示することも可能かもしれませんが、見つかるとサービス停止は免れないでしょう。

2.に関しては、無料だと利用できないというケースが多いと思います。
多くのケースでは、無料サーバーで用意されたドメインのサブディレクトリ・サブドメインでの運用です。
しかし、先にも書きましたが、有料プランにすると独自ドメインが利用できるというサイトは結構あります。

3.に関しては、当たり前と言えばそれまでなのですが、主な理由はスパムメールの送信でしょう。
無料サーバーの利用は個人情報を伏せて(偽って)利用できるので、悪いことをしても足がつきにくいと思います。
また、提供している側も良い気持ちにはならないと思います。

4.に関しては、サーバークラッシュを避けるためだと思います。
Perl・PHPなどのプログラムは、少し間違えただけでサーバーに深刻なダメージを与えます。
間違えた内容が永久ループだったりすると、サーバーへの負荷はスゴイですから。
また、それが原因で他の利用者にも迷惑をかけてしまいます。

5.に関しては、サーバー容量が大きくなりやすいからだと思います。
有料でも安価なプランでは、利用できないケースも多々あります。

6.に関しては、セキュリティーや制限を保つためだと思います。
私は、あるPerlが使用できない有料サーバーで、htaccessを使用し無理やりPerlを使用できるようにしたことがあります。
この様なことを避けるためでしょう。
Apacheを正しく設定していれば、先のようなケースも防げると思いますが難しいのでしょう。

7.に関しては、「突然サービスを停止させても文句を言わないで下さい。」ということでしょう。
無料だから仕方ないです。

メリット

■費用負担がゼロ

何といっても無料というところが最大のメリットでしょう。
有料サーバーを使用すると安くても年間5,000円位はかかると思います。
期間限定といった、長く使うつもりのないWebサイトや個人利用を目的としたWebサイトを運営するのに最適です。


■アフィリエイトサイトの構築に

アフィリエイトサイトを運営している方なら同じ気持ちになったことがあるかもしれません。
私自身も、いくつかのアフィリエイトサイトを運営していますが、始めた当社はどの位の儲けがあるか心配でした。

アフィリエイトサイトもインターネット上では一つのWebサイトであり、当然ですがサーバーも必要となります。
利益がどの程度でるかもわからない状況で、有料サーバー・ドメインを購入するのは如何なものかと考えていました。

しかし、無料サーバーを利用すれば、ある程度のパフォーマンスを確認することができます。
ドメインを気にしないのであれば、そのまま無料サーバーを使い続けても問題ないです。

ただ、商用利用が可能な無料サーバーを選ばないとサービス停止になる可能性があるので注意しましょう。
また、無料サーバーだと突然サイトダウンしますのでバックアップは必ずとるようにしましょう。


■SEOにも役立ちます

専門的なことになりますが、SEOと呼ばれる検索エンジン上位表示にも利用できます。

SEOでは、被リンク元のドメイン・IPアドレスの分散が大切です。
しかし、分散させるに当たって有料サーバーを借りていては結構な費用になってしまいます。
そのような状況で非常に役立つのが無料サーバーです。
当然といえば当然なのですが、業者が違えばドメインやIPアドレスは分散します。
また、他者のサイトと違い自分自身に編集の権限もあるので自由なアンカーテキストでリンクをすることができます。

デメリット

■広告が表示される・独自が利用できない

目に見えてわかる点では、この2つが最大のデメリットでしょう。

法人で利用する場合、他社の広告や関連のない広告が表示されたりすると企業のイメージダウンとなります。
また、企業名やサービス名でドメインを取得するのが主流な現状では、独自ドメインが利用できないのは、かなり厳しいと思います。


■Perlが利用できても…

無料サーバーの中には、Perlを利用することができる良心的なサイトもあります。
ただし、利用はできてもモジュールを搭載していないところが多いです。

無料サーバー上で、CGIプログラムなどを利用する際は、あらかじめCPANなどでモジュールを手に入れておきましょう。


■サイトデータが突然!!!

無料サーバーの利用規約には、ほとんどといっていいほど記載されていることですが、サーバー内のデータは保障されません。
無料ですから仕方ないです。
また、何の連絡もなサービス終了もありますので、その辺りを踏まえた上での利用をお勧めします。